理学療法を再考するブログ

勉強会・アウトプット用

患者が良くならないのは自分の徒手技術がないから、は本当なのか?

おはようございます。 今回は患者の痛みや身体機能を良くする上で高い徒手技術が必要かというテーマで考えていきます。 患者が良くならず、その原因を「自分の徒手技術がないせいだ」と悩んでいるセラピストは多いのではないでしょうか。 そのような悩みに対…

プラセボ効果を再考する

おはようございます。 今回は臨床と切っても切り離せないプラセボ効果について考えていきます。 プラセボ(プラシーボ)効果といえば皆さんも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。実際には効果のでない薬を服用しても「この薬は効き目がある」と…

バイオメカニクス、アナトミートレインを再考する

おはようございます。 今回は臨床の中で治療方針を決める際によく使用されるバイオメカニクスとアナトミートレインについて考えていきます。 これらは患者の問題点を考える上で非常に使いやすく魅力的に見えます。みなさんも臨床で実際に活用し、患者の動作…

痛みについて再考する。

おはようございます。 今回は臨床で何度も遭遇する≪痛み/疼痛:Pain≫について考えていきます。 ≪痛み≫と聞くと苦手意識がある方も多いのではないかと思います。患者さんにとってもセラピストにとっても頭を悩ませるものですよね。 私も臨床を行う上で≪痛み≫に…

マーケティングの観点から患者のNeedsを考える

おはようございます。 今回は臨床を行う上で私が大切にしている患者のNeedsについて考えていきます。 ここで皆さんに注意して頂きたいのが、今回お話していく内容は「Need」ではなく「Needs」であるという事です。 簡単に「Need」と「Needs」の違いを説明し…

脳画像の知識を臨床で生かす方法

おはようございます! 今回は脳血管疾患を臨床で扱う上で必要な脳画像について考えていきます。 さて、脳血管疾患患者を担当する事になり臨床場面で色々と難しい問題に直面する事が多いと思います。その中で臨床のヒントとなるのが脳画像です。しかし、脳画…

筋力低下を再考する PART3

おはようございます。 前回のPART2では、「筋力低下」は様々な要因で起こり、この言葉は臨床の中で動作を阻害する原因としてあまり正しい使い方ではないのではないか。 怪我などにより筋が損傷すると脳と筋肉との情報伝達にエラーが起こり、運動戦略を変容さ…

筋力低下を再考する PART2

おはようございます。 さて、前回はTVで見かけた拒食症の女性から臨床の中で相対する筋力低下に疑問を持ち筋力について調べた結果、筋力は筋収縮(随意運動)の一側面であり、筋収縮には3つの要素(空間的要素・時間的要素・強度的要素)がありますというお話で…

筋力低下を再考する PART1

おはようございます。 今回は臨床の中でもかなり相対する事の多い「筋力低下」について考えていきたいと思います。 はじめに結論を言います。 【筋力低下とは現象であり、原因ではない。筋力低下を起こしている原因を見つける事こそが重要なのである!】 さ…